犬を洗う

今日は犬を洗いました。
だって明日はリンの狂犬病予防接種だから。
だって何だか2匹とも昆布みたいな匂いがするから。

で、洗った。

うちには実は（不動産屋さん曰く）犬を洗える洗面台がある。
まぁ、普通のシンクにシャワーを付けたヤツなんだけど。
多分物件をペット可にする際に、
大家さんが気を利かせて設置してくれたんだと思う。

引越し前に今の物件を見に来た時、
自身満々にこの「犬洗い場」を見せてくれた不動産屋さんには
大変申し訳なかったが、私も妹も正直薄～いリアクションだった。

だってどう考えたってジョバンニは入らない大きさだったから。
だから「ここで犬を洗うことは無いだろう。」と思ってたんだけど、
リンが来てからこの洗い場は物凄く役立っている。
「犬を洗うってこんなに楽なの？」とビックリするくらい簡単に終わる。
今までの「犬洗い」が嘘のよう・・・・・

まぁ、結局ジョバンニも洗うから風呂場も使うんだけどさ。
リンは洗い場、ジョバ風呂場。
そんな感じで。

ちなみにリンは風呂場も怖いし、ドライヤーも怖い。

ジョバンニは風呂場も近頃嫌いじゃないし、ドライヤーは大好き。
つまり大きくて洗うのは大変だけど、
ジョバンニの方が洗う際の手間はかからない。

良し悪し。

2匹と歩けば・・・

「親子ですか？」



この質問を良く受けます。

「いいえ。良く言われるけど違います。」

大体皆さんこれで納得してくれます。が、








「でも、犬種は一緒でしょ？」




と中には深く興味を持ってくださる方がいます。

「いいえ。違います。」

「え？何犬と何犬？」

さぁ、ここからが面倒くさ・・イヤイヤ、大変。
興味を持って聞いてくださるのは良いのです。

むしろ
「うちの犬に、そんなに関心を寄せてくれてありがとう！」
と思うのです。

でも、私の答えがまるで聞いた事の無い呪文の様に聞こえたとしても・・・・
最後までちゃんと興味ある振りをして下さい！！
と私は言いたい！！

確かに「コーイケル・ホンディエ」という音の並びは
日常あまり聞かない音の組み合わせの様にも思います。
私自身も最初覚えられなかったし、うちの親なんかすでに
覚える事を放棄して「チーズフォンデュみたいな犬」とよそ様に
説明してます。それでも良いんです。

マイナーな犬種の飼い主は「は？」と聞き返されることも慣れてます。
あからさまに「知らないなぁ。」ってリアクションも慣れっこなんです。

ただ許せないのは、聞いておいて自分が知らない犬種だったり、
期待した犬種じゃなかった時にあからさまに
「はぁ？何それ？何語？つぅか興味な～い。」みたいなリアクションを
する人です！！

こっちだってぶっちゃけ説明するのは面倒くさいんです。
↑↑
（ジョバンニも面倒だけど、リンは半端にメジャーな犬種だからまた面倒。）

だから、本当に興味が無いならお願いだから聞かないで下さい。orz
(興味ある方は大歓迎です。説明下手ですが、誠心誠意解説させて頂きます。)

場を持たせるために、飼い主さんに犬種を聞く際、
もしも知らない犬種だった時を想定して

「へ～、そうなんだ。」に続く受け答えは
用意しておいた方が良いのよ！というお話。

どちらも犬

リンが寒そうにしてたので、ベッドと服を用意した。

「どうせすぐ小さくなっちゃうからね～。」

などど言いながら、ジョバンニじゃ考えられない位
小さい服をリンに被せて見る。






着れちゃうし・・・・

小っさ！！リンあんた小っさ！！





で、ふと沸いてきた悪戯心。
↓　↓
↓　↓
↓　↓
↓　↓







ジョバンニ、あんたデカーッ！！ｗｗ




しかしまぁ、何と言いますか、一説によると、
コーイケルもパピヨンも元はスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルだったとか。
それが真実ならば、改良の末にこんなに大きさが変わるものなのか。＾＾；

こんなに大きさが違っても、どちらも犬。

犬って不思議～♪（じゃないですか？）












おまけの横向き。

さらにおもちゃ

世の中、タマゴ型おもちゃが大人気だそうで、
そんな噂を耳にすると、犬飼的には聞き捨てならず
試してみたいのが心情・・・・

てな訳で買ってみました「タマゴちゃん」。

ウサギのおもちゃ事件で不憫な目にあったジョバンニさんに、
「チビリンじゃなくあなたに、先住犬のあなたに買ってあげたのよ～。」
という飼い主の気遣いアピールも兼ねて。








しかし・・・・・・・・・



近づきもしないどころか、近づけると逃げる始末。

どうも今話題の大人気タマゴちゃんは、
ジョバンニにとっては恐怖のタマゴちゃんの様だ。
何が気に入らないって、ラテックスの質感。
あのフヒャフヒャした感じが堪らなく嫌なんだってさ～。

ケッ。

仕方ないからリンにあげたら、これが凄く喜ばれた。
流石は大人気タマゴちゃん！！
でも、別にタマゴちゃんだからじゃないみたい。
基本的にリンタレは玩具なら（いや、面白ければ）何でもいいんだってさ～。

ケッ。








しかしどうなのよ？
おもちゃにこのビビリっぷり。
本当に大人気なの？タマゴちゃん・・・

おもちゃ

普段のジョバンニさんは
リンが玩具を強奪しても怒らない。
って言うかリンのやり方が上手。
見てないうちにサーッと持ってく。
だからジョバンニ気付かない。＾＾；

が、この時は違った。怒ったし、凹んだ。












ウサギのぬいぐるみの耳を食い千切られた。
しかも貰ってすぐに。












新しい玩具を貰ったときのジョバンニは、
そりゃあもう嬉しそう。嬉しいだけじゃなくてその玩具が愛おしい様。
このウサギもジョバンニに抱えられ、ベロベロ舐められ、
可愛がられていたのに、ちょっと目を離した隙にリンに拉致られた。

慌てて奪還に行ったジョバンニだったけど時すでに遅し。
片耳が食い千切られてた訳で・・・・
ジョバンニの怒りっぷりったら凄かった。
ガウガウ言うとかじゃなくて、シカト。
リンが寄って来ても見もしない。
ウサギに手を出そうもんなら、ウサギを咥えてサッサと移動。

完全無視だ。
何て大人気ない。
何て陰湿。
まるで幼いいじめっ子女子みたいなイジワルっぷり。

でもまぁリンも悪いので放って置いた。
リンはお兄ちゃんの注意を引こうと必死だったけど、
ジョバンニはガンとして無視。
犬でもこんな事するんだなぁ～と思っていたら、
何を思ったかジョバンニが、自らウサギさんのもう片耳をむしってしまった。
その後は知らん顔で、ウサギを放り出し放置。

何なの？それって？
「取られる前に取ってしまえ」な織田信長的発想？？

かくしてこの玩具は到着30分足らずで、
丸坊主の顔饅頭になったのでした。












しかし前々から思ってたけど・・・ジョバンニ。
あんたやっぱり・・・性格歪んでるわ。

毎朝毎朝

ジョバンニは食べるのが遅い。
食が細いという訳じゃなく、食べるのが遅い。
例えるなら給食を食べるのが遅い子みたいな感じ。
食べるのが下手というか・・・とにかく遅い。

それに対してリンは異常に早い。
充分ご飯あげてるはずだけど足りてないの？
と心配になる程がっついている。

で、その結果がこれ。
↓
↓
↓
↓
↓












先住犬が先だから、当然食べ始めはジョバンニが先。
にもかかわらず、リンはさっさと自分のご飯を食べ終えて、
こうやってジョバンニに圧力をかける。
近づくと怒られるのを解っているから、これ以上は近寄らない。
ずーっと、ずーっと、食べ終わるまで見ている。
ジョバンニも気になるらしく、チラチラとリンを気にしながら
出来るだけ急いで食べる。

何ていうか・・・・頑張れ。ジョバンニ。早く食べちゃいなさい。

出張から戻ってみれば・・

で、3/31出張から帰ってきた。
もう本当に生きた心地がしないというか、
妹はその昔獣医さんを目指した人なので、
信用はしていたけど犬達の関係が心配で仕方が無かった。

「ただいま～！！」

バタバタバターッ！！と喜んで玄関に出てきた犬達は・・・


「あれ？何か距離が縮まってる感じ？」

犬の適応能力って凄いと関心。
あれほどリンをさけてたジョバンニが、
近づこうが飛びつこうが全然リンを気にしていない様子。
それどころか一緒に遊んでる？！


「あぁ神様！犬という生き物をこれほど寛容に作ってくれてありがとう！！
こんなに素敵な生き物を作ってくれてありがとう！！」


無宗教な私が本気でこんな事を思った日だった。

そんでもって・・・

小さい新参者は、そりゃあもう空気も読めない小童で、
犬嫌いの先住犬ジョバンニさんにも遊んでアピールしまくり。



当のジョバンニはというと、
地球外からの侵略者でも見るような目でチビを見て、
寄ってきたら威嚇する始末・・・orz



大丈夫なの？我が家？

とか思ってるうちに1週間が経って、
2匹の距離は微妙なまま、3/28から私は仕事で出張に行くことになり、
同居人の妹に犬達を託して後ろ髪引かれる思いで出発。



その時の気分は今でも忘れない。本当に気が重かった。
足も当然重くなった。ついでにスーツケースも重かった。
何でこんな状況で3日も家を留守にしなければ成らないのか
と本当に不安だった。