蝉爆弾とジョバンニ

今晩、
近所でお祭りがあるらしいです。


「玉縄首塚まつり」

・・・・え？
何その怖い名前の塚？
そんなのあったの？？





昨夜通りかかったら
いつもの川に架かる橋には
提灯が沢山
飾り付けられていました。



今朝、同じ場所を通ってみると・・




橋の両側に
灯篭も飾ってありました。







どうも今晩は灯篭を流すらしいよ。




こういうの、
どなたが描いて
いらっしゃるんでしょうね。
(町内の有志ですかね？)








皆さん上手ですね。
もっと沢山飾ってあったけど、
通勤時だったので、
あんまりゆっくり見れなくて残念。





19時かららしいけど･･･
帰宅は間に合わないだろうなぁ。

すこし秋の気配がする頃のお祭りは、
何だかとってもノスタルジックな感じがする・・・

何ででしょうね。

そんな夏も終わりに近付いた今日この頃、

蝉爆弾が、あちこち大量に落ちていて油断なりません。

全体的に姿をあまり見なかった今年の夏ですが、
夏中一体どこに潜伏していたのか・・・
夏の終わりにはやはり、

道に君達の生きた証が点々とするのですね。

夏そのものには何の思い入れも無いけど、
過ぎ行く時は寂しい物ですね。

で、

ベランダにもその軌跡は現れるわけで・・・



夏休みの間に
ベランダの掃除をしました。







クモがいて
大騒ぎするチィ姉ちゃん。

あんまり騒ぐから見に行ったけど、
どこに居るのか私には見えない。
（－－；




大した事じゃないと判断して、
もう一方のベランダを掃除していると、

「プレデターがぁ～っ！！」と呼ぶ声が。

今度は何かと思って行って見ると・・・




セミ・・の死骸。










はい。
プレデター。




大人になると、
中々セミをじっと見る機会も無いもんで、
二人とも興味津々で
「背中がこんな柄になってる。」とか
「下の羽が小さくてチョッキ着てるみたい。」とか
そんな話をしていると・・・

なんか・・足元に・・・気配が・・



・・・・・・・・・あぁ。
見たいの？






ジョバンニ
「セ・・セミ・・」








チィ姉ちゃんに「マテ！マテ！」と
言われ続けながら
セミを見せてもらうジョバンニ。




私の所からは見えなかったけど、
チィ姉ちゃん曰く
「口がヤバイ。絶対食う気だ。」だそうです。

もちろん食わせる訳も無く、
このセミさんはこの後、
階下に見える植え込みに還って頂きました。


そして
この夏一番の大接近に
味を占めたジョバンニは・・

チィ姉ちゃんの作業を
その後もじっと見てました。







ジョバンニ
「ニヒッ♪セミ。」


・・・・・そうだね。
良かった(？)ね。