トラウマだっつぅ話

さて、昨日の話の続きですが、
ここで最初に警告を。

まず、
もしも小さいお子様とこのブログを見てる方は
今日は止めて置いた方が良いかもしれません。

昨日もチラリと書きましたが、
私は活貝の調理が好きじゃない。

のみならず、
刺身の活作り(ピクピクしてるやつ)や、
中華料理のガラスの鍋で活きた海老を
お酒やら何やらで調理する料理も、
活アワビやホタテを網で焼くやつも好きじゃない。

中でも一番苦手なのは
サザエの壷焼き。

理由は簡単で、可哀想だからなんだけど、
可愛い子ぶってる訳でも良い子ぶる訳でも無い。

子供の時の経験がトラウマになってて、
これらの物が見ていて気分悪い。

本日はそんな私のトラウマの話なので、
小さいお子様や繊細でトラウマになりやすい方は
読まない方が良いかも知れないです。

そういうの全然平気～♪って自信のある方は
どうぞ読んでいってください。

でももしサザエの壷焼きが食べられなくなっても、
タマは一切責任持てません。

参考までに言うと、
現在の私はスプラッタ映画見ながら
平気で明太子おにぎりでも馬刺しでも食える人間です。
(そんな人間でも子供のときのトラウマには勝てないという話)

さて、本題ですが・・・



アサリです。






ご存知の様に、お味噌汁は
沸騰したお湯に砂抜きして、
ぬめりを取ったアサリをザバーッと入れる訳ですが、
これが・・・・

この瞬間が物凄く凹む。

一度口を閉じたアサリが一瞬の後に
いっせいにパカパカと口を開け始める・・・
あの瞬間の罪悪感ったらない。

何でこんなに過敏になったのかと言うと、
全ては祖母の言葉でした。

私は小さい時から鎌倉に住んでいて、
土地柄、当時は活サザエが魚屋さんに売ってある事が
しばしばありました。

そんな訳で、
食卓にサザエの壷焼きが上がる事も良くあったのですが・・・
焼いている時にサザエの口からブクブクと泡が立ちますよね。

小さかった私はある日、焼いているサザエを見ながら、
その事を祖母に尋ねました。

「お婆ちゃん、どうしてブクブク泡が出るの？」・・と。

祖母は・・・

うちの祖母ちょっとズレた所があるんですけど、
多分、あの時は子供に解り易い様に
説明したつもりだったんだと思います。

が・・・それは子供心に物凄い衝撃的な説明でした。


祖母
「この中には
サザエのお姫様が住んでいてね・・・」

※画像は当時のタマ
脳内イメージの再現です。







祖母
「●▲■って言ってるんだよ。」
（↑猛烈にネガティブイメージな
言葉が入ります。）

※タマ脳内イメージ
+伏字の内容を見たい人は
←この画像を自己責任でクリック。







・・・・・・・・・・・当然、
その日のサザエは食えるはずもなかった。

以来、食ってません。

小さい子供の想像力をナメちゃいけません。
かなり鮮明に、しかも全力で
プラスかマイナスに想像するんです。

小さいお子様をお持ちの方は、
絶対こんな説明しちゃダメという見本のような例です。

そんな訳で、私は未だに
活きた物の調理が好きじゃありません。

とはいえ、まぁ私もいい年なので、
彼らは中途半端な世話じゃ
飼えないのも解っているわけで・・・





ナンダカンダ言っても
最後はやりますけどね。





美味しゅうございました。
アサリさんごめんね。
どうもありがとう。

でももうしばらくは買わない。