都市伝説の作り方

相変わらず、
バカな事ばっかり言って、
無駄にネタを増やしているタマ姉妹ですが、
本日は久々に、その会話を1つ丸々大公開。
(カテゴリーに『タマん家無駄話』を追加しましたよ。)

※本日は画像が少ないです。

事の発端は、
チィ姉ちゃんが言い出した便秘の話。

チィ姉ちゃん
「やっぱり・・・座ってばっかりは駄目だよねー。
レストランで仕事してた時は、
何だかんだ歩くから運動になってたのよ。」

タマ
「あぁ・・運動は良いって聞くもんねぇ。」

チィ姉ちゃん
「でもさぁ、家にずっと居ても、
コーヒーがばがば飲んでると出ない？」

タマ
「いやぁ？水分は取った方が良いみたいだけど・・・
何が効くかは人によるんじゃない？
乳製品飲んだ直後のタバコが覿面！って人知ってるよ。」

チィ姉ちゃん
「あーそーなんだ？私コーヒーだなぁ。」

タマ
「あぁ、じゃあさぁ、貴方アレよ。
コーヒー飲み飲み、
近所をテクテク徘徊すれば良いんじゃないの？」

チィ姉ちゃん
「怪しいじゃん。ｗｗ」

タマ
「しかもコーヒーはマグで。」

チィ姉ちゃん
「えー？無いわ。ｗ」

タマ
「運動だからジャージな？
あのいつもの汚いジャージで良いじゃん。」




←イメージ画







チィ姉ちゃん
「汚いって言うなー！
あれ良いんだって。楽で。」

タマ
「だからそれ来て、雨でもマグな。」

チィ姉ちゃん
「何のバツゲームだよ？ｗｗ
ただの不審者だよ、それ。」

タマ
「間違いなく噂になるね。
で、どんどん広がって、
戻ってきた頃には全然違う人の話になってるの。」

チィ姉ちゃん
「例えば？」

タマ
「全身ずぶ濡れの古い体操服姿で水筒持った女の子。」

チィ姉ちゃん
「誰だよ？！それ！！」

タマ
「・・・水筒の中味はコーンポタージュ。」

チィ姉ちゃん
「え？何で？！」



←イメージ画








タマ
「いや、何でも良いけど・・
貴方好きでしょう？コーンポタージュ。
適当に言っただけ。」

チィ姉ちゃん
「好きだけど水筒には入れないよ。」

タマ
「論点そこじゃないだろ？ｗｗｗ」

チィ姉ちゃん
「それって・・
既に口裂け女とかの類じゃん。」

タマ
「そう。じゃあ、コンポタさんで。」

チィ姉ちゃん
「で、どうなるの？」

タマ
「んー・・・あぁいうのって
大概先方からアクセスしてくるよね？」

チィ姉ちゃん
「そうだねぇ。」

タマ
「寒くないか？とかポタージュは好きか？とか、
そういう何か唐突な質問多いよね。」

チィ姉ちゃん
「そうそう。で、まともに答えると
何かしてくるのね。脅かし系のね。」

タマ
「コンポタさんなのでぇ・・・」

チィ姉ちゃん
「寒いって言ったらぶっかけて来るとか？」

タマ
「うわぁ・・・熱いのも嫌だけど、
それ精神的に来るね。凹むわ～。」

チィ姉ちゃん
「けど今時って、
そんなレベルじゃないんでしょう？」

タマ
「あー・・ね？
口裂け女も相手を殺っちゃうらしいよ？」

チィ姉ちゃん
「昔はそんなヤツじゃなかったのにねぇ。」

タマ
「まぁ・・・昔のはひょっとしたら
リアルに変質者だったかもしれないけどね。
そういう意味じゃマジで怖いよね。」

チィ姉ちゃん
「時代の波にのって、
キャラが一人歩きの進化をしてるわけね。」

タマ
「テケテケも足取ってくらしいね？」

チィ姉ちゃん
「えー？マジか？
何でそんなにアグレッシブになったの？」

タマ
「まぁ、そういう殺伐とした時代なんじゃん。
そのレベルじゃないと怖いと思われないのかもね。
・・・と言う訳で、コンポタさんも
その位攻めの姿勢で行かないと
映画にはなれないのよ。」

チィ姉ちゃん
「何狙いだよ？ｗｗ」

タマ
「めざせ、スターダム。
えっと・・子供が怖がるもので・・・・
学校とか通学路とかで・・・・あ？」

チィ姉ちゃん
「何？」

タマ
「マンホールに引きずり込みます！」

チィ姉ちゃん
「コーンポタージュ関係無ぇー！そんで？」

タマ
「何が？」

チィ姉ちゃん
「それから？」

タマ
「さぁ？ｗ」

チィ姉ちゃん
「えぇ？その後不明系？」

タマ
「そんなもんだべ？怪談って。」

チィ姉ちゃん
「何でマンホールなの？」

タマ
「おぉ！良い質問です。えっとねぇ・・
マンホールに落ちて死んじゃったから。」

チィ姉ちゃん
「見つけてやれよ・・可哀想に。」

タマ
「あれだよ、お家に誰も居ないとか？
鍵っ子とかで発見が遅れちゃう感じ。」

チィ姉ちゃん
「コーンポタージュどうすんの？」

タマ
「そこはそのまま行くべ。」

チィ姉ちゃん
「コンポタさん？」

タマ
「だって、あなた、ヤツなんかテケテケよ？
聞いた感じ怖そうじゃないネーミングなのにビジュアル怖いよね。
花子さんとか・・下の名前って、友達かよ！
って親しみやすさよ？トイレに住んでるのに。
だからそのまま行きます。コンポタさん・・良いじゃないの。」

チィ姉ちゃん
「んーじゃあ、好物とかそういう感じで？」

タマ
「そうそう。良いね、その設定。」

チィ姉ちゃん
「なんでそんな情報出回ってんのさ？ｗ」

タマ
「口裂け女だって、整形疑惑あるじゃんね？ｗｗ
あれよ。・・・コンポタは、
彼女のバックグラウンドに関係してくるのよ。」

チィ姉ちゃん
「大体さぁ・・ああいう人達って、
元々何かしら不遇なんだよね。」

タマ
「あー、負の要素が
説得力に繋がるのかねぇ？」

チィ姉ちゃん
「じゃあさぁ・・・・コーンポタージュは
お母さんの得意料理とかでぇ・・・」

タマ
「ほうほう。何か金持ちっぽいね。」

チィ姉ちゃん
「・・・あ、そうだ。
コンポタさんは良いところの子だったんだけど、
お父さんの会社が倒産しちゃって・・・・
お母さんもその後、病気で死んじゃうの。」

タマ
「おぉ、いきなり悲劇的。」

チィ姉ちゃん
「で、お父さんは仕事で忙しくって全然帰ってこなくって、
昔はお母さんが手作りのコーンポタージュをオヤツで作ってくれて、
それを水筒で持って遊びに行ったりしたけど、ｗｗ
今は・・あの、ほら、クノールとかの粉のヤツを
溶かして飲む感じなの。」

タマ
「・・切ない。可哀想。
コーンポタージュ持って出歩く子は嫌だけど。ｗ」

チィ姉ちゃん
「で、ある日、独りぼっちのコンポタさんは、
生前のお母さんがやってくれたみたいに、
クノールを水筒にいれて出かけたんだけど、
途中で雨が降ってきちゃって・・・・
慌てて走って帰ろうとしたコンポタさんは、
偶然ちょっと開いていたマンホールに・・・」

タマ
「あー・・・なるほどねぇ。偶然ね。ｗｗ
その辺は逃げ道用意しておかないとね。
今後の進化の為にね。
で、見つからず出られずで亡くなっちゃったのね？」

チィ姉ちゃん
「そうそう。寒いよ・・お母さん・・みたいな感じ。」

タマ
「うわぁ・・それは可哀想だわ。」

チィ姉ちゃん
「で、化けて出てコンポタさんに。」

タマ
「・・・・・撃退の言葉は『クノール』ですな。」

チィ姉ちゃん
「うむ。3回だ。
あれ？値段ってクノールの方が安いよね？」

タマ
「何との話？」

チィ姉ちゃん
「スジャータのパックのヤツ。」

タマ
「いや・・私そんなにコンポタ詳しくないから・・・」

チィ姉ちゃん
「うーん・・やっぱ持ち歩こっか・・クノール。お札系。」

タマ
「えぇ？あぁ、そう？じゃあ、そういう感じで、
この話をそれっぽく広めて全国区になったら、
数年後の夏くらいには
クノール(味の素)をスポンサーにして映画化な運びで。」




チィ姉ちゃん
「・・・でさ、便秘の話なんだけどね？」

タマ
「あぁ、何だっけ？運動だっけ？」




こんな感じで、
都市伝説は出来ていくんだな・・・と思いました。

さぁ広めよう、コンポタさん。
・・・いつか映画になると良いね。