光化学オキシダント

段々・・園芸ネタが増えている様に思う今日この頃。
皆様のお庭はお元気ですか～？

突然ですが、
我が家のベランダが
現在育成ラッシュです。





そもそも我が家には2箇所
ベランダがありますが、
私の部屋のベランダの方が
日当たりが良いので、
家中の植物達が日中ここに集います。
(犬もこの窓辺に集います。)


ともあれ・・・・



狭いベランダにこれだけ集まると、
鬱蒼としていて
本当に日当たりが良いのやら・・・







モッシャモシャです。










あぁ・・・・
引っ越したい。




それはともかく、



ここで我が家の可愛い朝顔さんが
日々すくすくと育っています。
(これは不用意に蒔いた小松菜です。)





こんな感じ。
里親様の元に行く日まで、
こうやって毎日を過ごしております。
(手前の植木鉢はすっかり
小さくなった去年の親木です。)



が、
最近暖かく(つぅか暑く)なってきて、
ますます元気なのは喜ばしいですが、
腹立たしい弊害が。


これ。
この葉、水晶斑とかじゃないですよ。
病気でも虫でもありません。
光化学オキシダント被害
です。



【豆知識】
光化学オキシダントは光化学スモッグの際に生成する酸化性物質の総称である。
工場や自動車から排出される窒素酸化物及び炭化水素類を主体とする一次汚染物質が、
太陽の紫外線照射を受けて光化学反応を起こすことによって、
オゾンなどの酸化性物質やアルデヒドなどの還元性物質といった二次汚染物質を生成する。
この二次汚染物質のほとんどがオゾンである。
光化学反応により生成される酸化性物質のうち、
二酸化窒素を除いたものを「光化学オキシダント」と呼ぶ。
光化学オキシダントは光化学スモッグの際に生成し、
高濃度では粘膜への影響などが知られているほか、
農作物などへの影響も報告されている。
また、オゾンは二酸化炭素よりもはるかに強力な温室効果を持つと言われている。

実は
朝顔はこの光化学オキシダントの影響を
とても受けやすい植物。

測定の指標植物にもなっています。

朝顔の中にも影響を受けやすい品種と
そうでないものもありますが、
どうも我が家の朝顔～ズの中には
影響を受けやすい系統の子供等が居るらしい。
(条件に該当しない苗は全くの無反応。)

成長段階にも影響が出やすい時期とそうでない時期があり、
感受性の高い、影響を受けやすい時期の子等
オキシダント思春期の葉っぱ達が
今回被害を受けました。

※正確には、その時期の葉っぱがです。
1つの苗の中で被害が出る葉っぱと
全然大丈夫な葉っぱが同居する状態になる。



まぁ、
これは被害が酷い例ですが・・・





これ以上酷いと・・・



こんな感じで
枯れて落ちます。





ウヌヌヌヌヌヌヌゥ～ッ

にっくき大気汚染！！

実は我が家のこのベランダは大きな道路に面しています。
前々からホコリも気になってたのですが、
今回の被害で更に憎憎しい道路となりました。

あの道路が直接の原因じゃないにしても、
空気を汚染する車がブンブン通っている事は事実。

ゆえに怒りの矛先に。

くっそー・・・
埋め立ててやりてぇよ。

里親様のお庭の方が全然環境良さそう。
うちに居るより過ごしやすいよ、きっと。

・・・・つぅか引っ越したい。