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・・・などと思ってはいけない。
これでも結構一生懸命です。
昨日に引き続き、今日は本のご紹介。
カレル・チャペック著
「園芸家12ヶ月」
これねぇ・・・・
園芸やってる人には特にお勧めです。
もともとは「ぼくらこばる」のつゆ様にご紹介頂いた作家さん
カレル・チャペックはどちらかというとSFのイメージが強いかもしれません。
ロボットって言葉を考えた人で有名な方なので、
私もずーっとSF作家だと思ってた。
そしてあんまりSFに興味ない私的には縁の無い作家さんだと・・・。
なので、
つゆ様に園芸本や犬の話を書いてるって紹介された時は、
「あの人が?!」って感じ。
意外以外の何者でもなかったけど、
読んでみたらこれが面白いんですよ。
(SFの方は私は全く読んでないけどね。)
「園芸家12ヶ月」
この本はエッセイになるのかなぁ?
内容は園芸家の1月から12ヶ月について。(まんま。)
あくまでも園芸家の視点で1月から12ヶ月を綴ってますが、
これがとても可笑しい。とにかく滑稽なんですよ。
本気?冗談?みたいな表現が多々出てきますが、
全体的に「アホだぁ~ww」って笑って読める本。
ただこの本の面白さは
読んでる間だけじゃないのね。
自分の日常に戻って、
「あぁそういえば家の朝顔がそろそろ植え替えだっけ・・・」
なんてホームセンターに行くじゃない?
で、
色んな土が売ってるけど、何が良いんだろう?
とか、
この肥料に関しては賛否両論で良くわかんないなぁ・・・。
とか、
売り場の棚で気になるものを手にとって
考えてる時にふと思い出す。
あら、嫌だ。
これじゃまるでチェペックの
「園芸家12ヶ月」みたいじゃない?
・・・・って。
そうなんですよ。
実際本を読んでる時は所々共感しつつも、
殆ど全般「それは無いべ?」とか笑ってた部分に
実は自分も属してた事に気付いちゃうんですよ。
何かにハマるってそういう事なんだろうけど、
自分はそんなつもりじゃないのに
周りから見たら「可笑しな事」をしていたり・・・
そういった部分を
チャペックなりのユーモアと愛情をもって
綴っていく「園芸家12ヶ月」。
読んでみると
「自分はハマってる訳じゃないから~」と思ってたのに
目から鱗かもしれないですよ?
薄い本なのですぐ読み終わります。
軽めな読書にお勧めな本。
さらに深いのは挿絵を描かれてる実のお兄さん(ご本人だと思ってたんだけどお兄さんでした)がナチスの収容所で亡くなられているところ。カレル・チャペック自身は戦争前に亡くなっていますが、ふたつの世界大戦の合間に、こんな牧歌的な時間が流れ、その後、あんな凄惨な戦争が起こったというところも読みどころです。
平和のなんという美しさ。今が平和でなかったら、私なんて生活もできないし、生きてもいけないと思います。
これがウケたなら、石倉ヒロユキさんの「趣味は園芸」もオススメです。単行本だけど、Amazonユーズドで1円ですw
カレル・チャペック日本人&素人版って感じで、NHK趣味の園芸に掲載してたエッセイなんですが、イカしてて、私はすごい好きです。読む本ないなーっていう、園芸作業のない季節に、気が向いたら♪
ミニチュアピンシャーに大爆笑したのは私だけ?前日我が家の朝顔~ズが光化学オキシダントの被害に遭いましてね・・・その次の日の葉っぱが白くなった訳ですよ。我が家の前には大きな道路が通ってるんですけどね・・本当に、ぶっ壊してやりたいと思いました。どうやら私、園芸家だったようですよ。自覚はしてなかったけどね。(--;
ご兄弟の運命。そうですか・・そんな悲しい時代だったのですねぇ。時代の流れの明暗・・・本の文章や挿絵が面白いだけに切ないですね。
石倉ヒロユキさんですね?ふむふむ。それは是非読まなくては。園芸薀蓄よりも園芸ボヤキ本の方が面白い私は園芸家じゃないと思うんだけどなぁ・・・。でも例の道路には、ベランダから見るたびに呪いの言葉を吐いてますけどね。
園芸家じゃない人はそのボヤキが何言ってるのか自体理解できませんからw
面白いと思っちゃった時点でもう立派なえんげなーですw
ミニピンの話、うちにある判田良輔監訳本にはないみたい~。あぁ何が大爆笑なのかすげー気になりますw
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