初めての犬連れ旅行【ぐらんぱる編】

さて、今年のＧＷは
初めての犬連れ旅に出かけたタマん家ファミリー。



次に
降り立ちましたのは・・・




 

「伊豆ぐらんぱる公園」です。
(グランパルって・・何？)





こちらは園内ワンコＯＫ。

しかも施設内に小さいけれどドッグランもあるという事で・・・

うちの親の「ドッグランに行ってみたい」という
たっての要望でやってまいりました。

・・・が、コイケラーの皆様はご存知の様に、
私、口を酸っぱくして言っております。

「うちのジョバンニは
犬が大の苦手です。」

ドッグランは愚か、犬が沢山いるであろう場所ですら、
リーダーの私はぶっちゃけ気が気じゃないのです。

そんな私達の前に、入園して速攻立ちはだかる試練が・・・



ババーンッ。






まぁ・・いわゆる・・・アレよ。

100円玉数枚入れたら、
子供を乗せてタラタラ動く・・・




ロボのフリ系の遊具ですよ。





これに・・・ウ～ッ・・みたいな？

もうねぇ、開いた口は塞がるけれど、
塞いだのは「あんた・・カバじゃない？」ってセリフみたいな？

しかしそんな事を犬に言っても仕方ないので、
誰も使用中じゃないのを良い事に、

「怖くな～い♪超可愛い～♪
ほーら、大人しいよ～？」・・などといった
奇声を上げつつ、この遊具を撫で回す飼い主。



それに釣られて
遊具に近付くジョバンニ。

・・・チョロイぜ。



いや、かなり奇妙な人に見えたと思うよ。

うん。

でも犬飼いの人たちは解ってくれると信じてる。



そして、その難関をクリアし
ドッグランを目指してズンドコ進む我等。

あぁ・・憂鬱。







その道程で、
乗馬用の馬に吠えるジョバンニ。

あんたごときが勝てる訳ねぇよ。
あぁ・・マジ憂鬱。


そして遂に、
たどり着いてしまった・・・・ドッグラン。


皆・・遠いなぁ・・・ってね。(笑)

これズームで撮ったので、
実際はもっと遠くから見てた光景。

ジョバン二が吠えすぎて近づけない。


うちの両親とリン(付き添いのチィ姉ちゃん)がランへ。

しかしここで事件勃発。

ランにいるリンを目ざとく見つけたジョバンニが、
狂ったようにヒーヒー鳴きだして、
その声を聞きつけたリンクスが、
人の出入りで開いた扉を掻い潜り脱走。

まっしぐらに兄ちゃんの元へ・・・・

これねぇ・・文章だと何となく感動的に聞こえなくも無いけど、
実際にその場にいた飼い主の私の胸中を想像してくださいよ。

本当に生きた心地がしなかったのよ。

「ギャー！リンーッ！！」って叫んでから、
リンがまっしぐらにこっちに走ってくる姿が
スローモーションに見えたわ。マジで。



いやぁ・・・無いわ。






それを見ていたうちの親は、
やっぱり飼い主と一緒が良いのよ！と主張し・・

(絶対違う。リンが脱走したのはジョバンニがヒーヒー鳴いたからだ。
しかし更に注目すべきは、実はリンを呼んだんじゃなくて、
リンのそばにたまたま黒いコーギーくらいの犬が居て、
それに向かって鳴いたのだ。)

何か解んないけど
「ジョバとお留守番部隊」をクビになった私は、
強制的にランチームへ。

で、私とチィ姉ちゃんとリンという
いつもの面子がランに取り残される結果に。

親はジョバンニとそこら辺を散策にいっちゃいました・・・

って意味無いじゃん。
（あなた達がランに来たかったんじゃないんかい。）




まぁでも、折角だから
内弁慶リンクス克服修行を兼ねて
ランで遊ぶ事にしましたが・・・






相変わらずテンションガタガタに下がって、
トボトボとラン内を独り歩くリンクス。




そんなリンを見かねたチィ姉ちゃんが、
妙なおまじない行為を・・・・


チィ姉ちゃん
「大丈夫。出来る。
お前は出来る子、出来る子・・・」

・・・・ﾁｮｯ・・怖いよ。



そして・・・



まさかのおまじないパワーで
楽しげに遊び始めるリンクス氏
・・・・っていうのは嘘で、






トボトボ歩いてばかりいるうちに、
他のワンコは皆帰っちゃいまして、
私達だけになっちゃいました。




まぁ・・良いや。
広い場所で走り回れただけでも・・・進歩だよ。

その後、ようやく「何か違う」事に気付いた
両親とジョバンニが散策から戻り、
さっさとランを後にしました。

ぐらんぱる公園自体が結構広い施設らしく、
ブラブラと歩くだけでもかなり面白いので、
人も犬もランで遊ばなくっても全然退屈じゃないです。

とか思ってるうちに、変なもの発見。



これは浅いプールの上に浮いた
大きなビニールの球体の中に
人が入って遊ぶ遊具。(有料)




乗ってみたいでしょう？

・・・・乗りましたとも。(写真は無いけどね。)
これは楽しかったけど結構疲れる遊具でした。

私と妹で1つの球体に入ったのですが・・・何て言うか、
ありえない次元のおぼつか無さって笑っちゃうよね。

足場がブヨブヨしてて、とにかくまともに立ってられないし、
相方が動くと球体が回転して更に立てない。
それどころか自分の体が意思に反して転がる始末。

腹抱えてヒーヒー笑って球体から出てくると、
外には順番待ちの列が出来てました。
（私等が球体に入った時は、
お客さんは１人も居なかったわ。）

近くのベンチに座って犬と待っていた親曰く、
ゲラゲラ笑いながら球体の中で
明らかに不自然に攪拌されている私等の様子は、
それはもう素晴らしく滑稽だったそうで、
良い客寄せになってたらしいです。

・・・・・ふ・・・ふーん。

まぁ、旅の恥はかき捨てですから、良いんです。

乗らずに帰って、後で
やっぱ乗れば良かったーって後悔するより良いんです。

次々と球体に乗り込み、
なるほど滑稽な様子で転がりまわる人々を横目に、
更に歩を進めた我々の視界に飛び込んできた次なる誘惑は・・・



竹馬。
これにうちの父が
ガッツリ食いつきました。







続いてチィ姉ちゃんも・・・





昔は乗れたのに！！とか、
危ねぇー！意外と難しい！とか、
ギャーギャー騒いでいるうちに・・・



竹馬・・
大人に大人気・・みたいな。





主に子供がメインの施設なので、
大人ばかり(特に男性)が群がっているのは
ちょっと異様な光景でしたが・・・

皆目がキラキラしてて微笑ましくもありました。
(合言葉は「子供の時はこれで良く遊んだんだ・・」でした。)




オジサン達に混ざってチャレンジしていた
チィ姉ちゃんもかなり楽しかったようです。









その後はこの日のお宿、
ペンション「ワンマイル」さんへ。





ワンコの足拭きタオルとウン〇缶
(ウン入りウン〇袋を更に回収するゴミ箱大の缶)が
玄関には常備されていて、便利便利。

サロンも食堂も、もちろんお部屋もワンコＯＫで、
犬が苦手じゃないワンコなら、
常に飼い主さんと一緒で楽しいでしょうね。

・・・・・・えぇ、苦手じゃないなら。
うちのは部屋でお留守番でしたよ。
クレート持参で行きましたから・・えぇ。



次の日チェックアウト後に、
お宿の方が記念写真を撮って下さいました。
お料理がとても美味しくて、
朝ごはんも焼きたてパンとかデリシャスで、
ついつい頑張ってお腹一杯食べさせて頂きましたよ。



さて、2日目に突入です。