初めての犬連れ旅行【シャボテン公園引き回し編２】

さてさて、
1回でレポ終了した「ぐらんぱる公園」に比べて、
盛り盛りなボリュームで先週からお送りしております
「シャボテン公園」レポは、




スッポンが甲羅干しをし・・・








カピバラが行き倒れる好天の下、
まだまだ続きます。

少し移動しては一休みを繰り返し、
遅々としてシャボテン公園を抜け出せないどころか
シャボテンの温室にさえ辿り着けないタマ一行は、

ヨボヨボジョバンニの為に、
ベンチがある毎に座って休憩＆給水。




もうこの時は既に、
抱えて歩いた方が
何ぼか早いんじゃないか?
って位の牛歩状態。
(いや、牛歩っつったら
牛にマジ失礼だよってくらい遅かった。)






リンが・・・・
父の足の下に寝転がっている事から、
リンクスも限界が近いことが読み取れます。






しかし両親は
目の前のチンパンに夢中。
(←暑くて日陰に避難中。)






来園者に「チョッ♪チョッ♪」と
舌打ちで呼ばれて渋々出てきたチンパン。







池の真ん中にあるスペースに
放牧状態なんですが、
池ギリギリまで来てくれました。

君はプロだね。







池を挟んだ別の岸には
ペリカンの群れ。







しかしご近所付き合いに馴れたもので、
お互い何にも気にする様子も無く、
それぞれ過ごしておりました。




そんな光景を眺めながらパワーチャージした我等は、
シャボテンの温室を目指して進みます。



その道すがらには
ホロホロ鳥が居たり・・・







ハゲコウが居たり・・・

(毛繕いしてましたけど、
この大きな口ばしの音が
辺りに半場なく響いてました。
口ばし同士が当たるたびに
ポカポカポカ・・・って
重そうな音だったよ。)


ジョバンニが各動物の柵間隔で
座り込んだり・・・・

下を向いてヨボヨボ歩く愛犬は、
まるで別犬の様と言うのかそれとも彼らしいと言うのか・・・

大して歩いてないのに、
虐待に見えたら嫌だわ・・とか思いながら
ジョバに合わせてゆっくりゆっくり進みます。



やっとシャボテン温室付近まで
来たところで、アフラックな感じの奴に遭遇。
(これは正しくはガチョウ。)




プリプリとお尻ふりふりの独特な動きで、
柵越しに人間に寄ってきます。
(餌付けもされてるだろうけど、
多分観光客が勝手に餌をやるんでしょうね。)

あら、可愛らしい♪と思って立ち止まると、
チャンスとばかりにジョバンニがその場にゴロリ・・・


すると、何かが
アフラックの逆鱗に触れたようで、
シューッシューッと威嚇の声(音)を
立て始めるアフラック。

・・・・・怖ぇぇ。


ガチョウは結構獰猛且つ俺様で、
気に入らないと襲ってくるらしいですよ、皆さん。


見て、この顔。

背中に乗せて「不思議な旅」に
連れて行ってくれそうには
見えません。



最初のターゲットはジョバンニだったんですけど、
何もかもが気に入らなくなったのか、
最後はチィ姉ちゃんにもシューッシューッ言ってました。

そんな優しくない保険屋さんの前を通り過ぎ、
(アフラックも実際は保険屋としては別に優しくないけどね。)



漸く辿りついた
シャボテン温室。







温室暮らしの動物達が
暮らす水槽を眺めつつ・・・








シャボテン公園だけど、
絶対シャボテンより動物の方が多いべ？
とか思いながら・・・





通路を進むにつれ、
徐々に蒸し暑くなってくる空気が
温室へ向かっているのだと感じさせます。






犬達は・・・
ヨボヨボながらも次に何か別世界が
待っていることを察しているのか、
ちょっとだけ歩が早まりました。




おぉ？
シャボテン公園っぽい展示物。
シャボテンの成長過程、
10年→30年→50年
長い年月をかけて少しずつ
大きくなるのですね。



って、次の間に視線を移すと・・・




デカッ？！









150年だっけかな？
とにかくデカい。








リンと比較すると
←こんな。

で、この写真は何で
こんな端っこにリンが居るのかと言うと・・・






遂にリンクスが
「俺動きたくない。」の
座り込み＆文句タレまくり状態に・・・。









父が写真を撮るために、
誤ってリードをグーンと引っ張っても
絶対立たない。










コイケルとパピヨンの違うところは・・・





どんなに疲れようとも足が痛かろうとも、
コイケルは飼い主の行くところには
例え這ってでも付いていきたいという気持ちがあるけど、

パピヨンは己が動きたくないとなると、
頑として譲ろうとせず不平不満を訴え、
いかに自分が不幸な状況であるかを主張して
あわよくば下僕に抱えて運んでもらおうとする・・・

そんな所かと思いました。
(勿論個体差はあるに決まってるだろうけど。)

流石は貴族の犬だぜ。

でも、我が家で初めての愛玩犬サイズはリンクス。

つまり我が家には、健常な犬を
抱きかかえて運ぶなんていうコモンセンスは
無いに等しいのです！！

そんな訳で、ヨボヨボ犬2匹を連れての、
シャボテン公園最終章へと続くのです。