厄祓いに鎌倉へ(前編)

うちの妹(チィ姉ちゃん)のブッ飛びっぷりは、
今更な話なんですけど・・・
ちょっと言わせて。

だって、私のカメラが関わったことだから。

先日、チィ姉ちゃんが
デジカメを貸りに来たので貸し出しました。

後日、
チィ姉ちゃんがデジカメを返しに来たんですが・・・


チィ姉ちゃん曰く、
「いやぁ、傷とか付けたら悪いと思って・・・」

うん、そうね。
別に傷とか気にしないけど、
でもその心配りは大事よね。


でもね・・チィちゃん。



これは靴下よね？

チィ姉ちゃん
「おぅおぅ。
丁度良い大きさだべ？」


・・・・・・えぇ、そうね。

でも相手が他所様の場合は、
カバー(靴下)は見せない方が良くってよ。

そんなチィ姉ちゃんと、
先週末に厄祓いに行ってきました。

火曜にして早速犬話じゃなくて申し訳ない。
でも良かったら見てってね。



まずは降り立った鎌倉駅前。
小町通りを通り抜け、
鶴岡八幡宮を目指します。






細い道なのに人もお店も一杯。
私達が出かけて行ったのは
既に夕方だったにも関わらず、
まだまだ人が多かったです。

そんな人ごみをすり抜け・・






たどり着いた八幡宮前。
車の通りは多かったですけど、
人は・・まぁ、そこそこ。






本殿に向かって歩いていくと、
何やら行事がやっている様子。







鶴岡厄除大祈祷。











聞くにこれは、
1月30日～2月1日の3日間のみ、
舞殿で行われる厄除け行事らしいです。







そんな訳で舞殿では
多くの人が祈祷を受けてました。






舞殿横では、この祈祷で用いられるお札の
半分を(もう半分は本人が持って帰る)
神主さん(？)が焼いて祓っておりました。






何か読んでます。

何かスゲェ。ｗ




破魔矢やらお札やら何やらカンやら
豪華なお土産が付く(←すでにこの考え方が間違ってる)
この大祈祷ですが・・・

初穂料もそれに見合って・・・1万円。
通常の祈祷は5千円。



しかも、
通常の祈祷は空いている。





この状況で、私達姉妹が
迷わず通常祈祷コースを選んだのは言うまでも無いです。



そうと決まれば
さっさと申し込みを済ませ、
整理券を貰って本殿へ！








ちなみに・・・






このカードの裏は祈祷申込者の為の
順路マップになってますが・・・・

いつもは出来るのに今年に限って我々逆流しました。
(今年はどこまでもダメな私達。)


しかも、待合室にはベンチと座敷があって、
座った座敷のホットカーペットが壊れてた。

・・・・・神様タスケテ。



待合室には行事のポスターが貼ってあるので、
そんなに混んでいるときじゃなきゃ、
ブラブラとポスターを見たり・・・






待合室脇本殿前の、賽銭箱にて
訪れる人達がお参りをしている様子を
ボンヤリ見ているうちに
順番はすぐに来ます。



本殿内は撮影不可なので写真はありませんが・・・

寒い座敷で正座した20数名の人達を前に、
神主さん(？)が
「〇×の△■～厄除けっ♪」
みたいな感じの何かを唱えて、

素敵な音のする何かを、
皆に頭を下げさせた隙に、
人々の頭上にてシャリ～ンッシャリ～ンッと鳴らし、

「お直り下さい。」と言われて頭を上げた時には、
既にそのアイテムはどこぞに仕舞われ、
神主は正座で座っているという
不可思議な儀式が滞りなく済み、



帰りにカードをカウンターに渡して
お土産(←お札とお供物です。)を貰い、
お神酒をちょこっと頂いて退場しました。






帰りの玄関で、神主さん(？)達が履いてる
サボサンダルチックな履物を発見。

・・・素敵。
結構可愛いデザインです。


外に出たら既に夕闇。
お守りなどを売っている売店は既に閉まっておりました。


仕方ないので、
オートマチックなおみくじを引く事に。

チィ姉ちゃん「末吉」。
内容的には良くも悪くも無いとのこと。



タマ・・・・凶。

人生で初めて「凶」引きました。
内容もボロクソでした。

もう2度と、
オートマおみくじは引かないと心に誓いました。
(もちろんおみくじは結わえて祓ってきました。)

売店が閉まってしまった為、
欲しかった今年用の破魔矢が買えず、
トボトボと夕闇の参拝道を戻る我等・・・

途中、社務所の前を通りかかると
何やら行列が出来ているのを発見。

・・・お守り売ってる。

これに望みを託し、
破魔矢購入の為列に並んで待ちました。

が、自分らの順番が来て見ると、
そこにはキティちゃんの破魔矢しか見当たらず、
対応をしてくれた社務所の方に、
「大きな破魔矢は無いですか？」と聞くと、
神の使いの親切なお兄さんは
内線で別所から取り寄せてくれるとおっしゃる。

あぁ、ありがたや～としばらく脇に退いて待っていると、
遠くから高らかに鈴の音が・・・・




シャンシャンシャンシャン・・・・





束になった破魔矢(大)を片手に、
本殿の方の高みから袴姿の年配の男性が
走って降りていらっしゃいました。

この時我ら姉妹は、何も言わずとも同じことを思っていました。

「サンタクロースって本当に居たんだね。」
・・・みたいな。

ともあれ、無事に鶴岡サンタから破魔矢を購入し、
丁重にお礼を言って、ランランルーで帰宅・・・と思ったのですが、
何せ祈祷中もその後の破魔矢待ちも寒かったので、
冷え切った体を温めるために喫茶店へ。

・・・・・長くなったので、
犬話じゃないけど明日に続きます。
(明日はちょこっとお店編)


リンクス
「僕等を置き去りにして出かけて行って、
ブログでも僕らの出番が無いって・・・」

まぁ・・・そんな時もあるんだよ。
脚光を浴びてばかりの一生って
案外疲れちゃうかも知れないぞ？