全然犬関係ない話。

今更ですが、
WWEのクリス・ベノワさんの死去を知りました。
知らなかった・・・・マジでショックです。
orz

こういう事って、忘れた頃にやってくるっていうか・・・
画面の中の人だからかな・・・まさか亡くなるなんてみたいな
そんな気持ちが無意識にあるのでしょうね。
それにまだまだ若かったのに（40）・・・凹むわ。
しかも彼の場合は病死とかではないので、
色々考えると・・・さらに凹むなぁ。

まだ3DCGの仕事をしていた頃、
帰宅が遅いので、見れる番組はそう多くなかった中、
「スマックダウン」というWWEのプロレス番組だけ
毎週楽しみに見てました。

それは全てにシナリオがある完全なエンターテイメントで、
舞台裏と称した小芝居も挟んで、リング外のストーリーさえも
きちんと出来ていて、皆がそれぞれの役回りを演じているって感じ。
誰と誰が付き合ってるとか、誰々の家庭が不和とか
あげく生き埋めマッチとかで死んだ選手が、（←これ本当だったら犯罪でしょう？＾＾；）
地獄から復活してきたり。

日本のプロレスも見ていると嘘くさい部分があると思います。
ダメージで動けないレスラーが、急にすばやく身をかわして
相手の攻撃をよけたりとか・・・
嘘か本当かわかりませんが、プロレスの試合で
相手の技を避けてはいけないという決まりの様なものがあるという噂。
（中途半端に避けたら、自分も相手も危ないかららしい。）
という事は、ヒラリと避けたりするのは最初から決まっているって事でしょう？

それならそれで、中途半端なリアリティなんかいらない。
中途半端にリアルにいがみ合いを演じてくれなくて良い。

意見は色々あるだろうけど、私はリアルな潰し合いなんか
痛々しいから見たくない。だから格闘技は見ない。
そんな私が毎週楽しく見ていたスマックダウンは

鍛え上げた人達だからこそ可能な、
完全完璧なエンターテイメント「show」でした。

もちろん危険な技を駆使した戦いを
リング上で披露するのは日本のプロレスと同じです。
レスラーの人達はちゃんとトレーニングもしているプロです。
彼らが見せていた事は決してフェイクではない。でもリアルでもない。
彼等は優れたエンターテイナーでした。
優れた役者でもありました。

その内の一人、最高に格好良かった
クリス・ベノワさんが亡くなりました。











キャラクター性の強いアメリカの
エンターテイメントプロレスの中、
彼は「凶獣」なんてふたつ名こそ付いてたけど、
実力派って印象が強かったです。
必殺技だって決して派手な技じゃなかった。
でも職人というか・・丁寧な仕事ぶりというイメージ。
纏っている空気もちょっと他の人と違う感じだったなぁ。

実は・・・

その少し前に彼の友人で、
これまたイカしたレスラーの
エディ・ゲレロ（38）さんが
心臓発作で亡くなっています。











この時も相当ショックでした。

「We Lie、We Cheat、We Steal(ズルして、騙して、盗む)」が
ゲレロ家家訓という設定で、いつも盗んだ車でリングサイドに乗り付ける
陽気で小ズルいキャラでした。レフリーの目を盗んで
何かしらズルをする。それが面白くて仕方なかった。
そして、彼もまた上手かった。ズルがじゃなくて技とかが。

私あんまり格闘技詳しくないですが、この人相当
出来るレスラーだったのだと思います。
素人目に見ていてもキレが良かったっていうのかな・・。

私は、彼らの出ている番組を楽しく見ていたけれど、
それ以上でもそれ以下でもなかった。
民放での放送が終了した後、スカパーに申し込んでまで
見ようとも思わなかった。だけど・・・何だろう？
何かが終わった感じがしてます。

仕事で帰りが遅くて、下手したら帰れなくて、
会社の床に毛布引いて寝たりして・・・・・

あの頃を彩った２大スターが亡くなりました。

もちろんまだ現役のレスラーさんで好きな方もいますが・・・
（アンダーテイカーやミステリオも好きさ。）
デカイ。クリス・ベノワとエディ・ゲレロを失った事はデカ過ぎる。

あぁ、あなた達は本当に最高だった。
今でも私の中で最高に格好良いレスラーで、
演者で、エンターテイナーだ。



Prove me wrong !
Viva la raza!

。・゜・(/Д`)・゜・。


本日は楽しい日記を書く様な気分じゃありませんです。
また明日から頑張ります。