犬の人

夜が更けると・・・・

小童は元気でも
中年の兄さんは
目がショボショボ。

ジョバンニ
「はい、ちょっと通りますよ。
ｽﾝｽﾝｽﾝｽﾝ・・・うん。
今日も何故だか君は埃臭いね。
ｽﾝｽﾝ・・はい、通りま～す。」

リンクス
「・・・・・・・・。」


何故、犬は・・・・・
執拗に匂いを嗅がれても気にならないのだろう。

場合によっては、
被毛を掻き分ける勢いで鼻先をくっ付けて
吸引してるのに・・・・・嗅がれ慣れているって事か・・・


これ、人間なら絶対・・・・


何だコイツ気持ち悪ぃぃ～!!
って、なるレベルだよね。

ジョバンニ
「・・・・・・・・・。」




ジョバンニ
「そんな事どうでも良いじゃない。
もう寝ようよ。ベッドにあげてよ。」

・・・・慣れって・・・恐ろしいわぁ。
アンタのその慣れた素振りも。



何？その人間臭さ。