ツボを心得ていやがる

アマゾンでDVDや本を良く買います。

品揃えが多くて、しかも
注文してすぐ届くのが便利で良いよね。



・・・・・いや、
流石にリンクスは
アマゾンで売ってないです。

自室でちょっと一休み。

ようやく座れたのに・・・
それがどんなに小休止であろうとも、
犬達は狙っている。


リンクス
「あ～そ～ぼ～？」

ボール、ビチョビチョじゃんか。
・・・冷たいよ。



しかしここで、
「ひぃぃ！冷たい！！」
・・などと
派手に反応すると、ヤツは尚の事調子付いて
冷え切ったヨダレ球をグイグイ押し付けてくるので、
目の前のボールが見えてないくらいの芝居を決め込む様努める。

すると、遊んで貰えないと判断したリンクスはあっさり撤収

・・・・・する訳が無い。



だいたい別の物を持ってくる。
それがどんなに面白い事になってても、
ここで笑うとヤツの思う壷だ。




こうして、
必死の思いでわずかな小休止の為に
リンクスを受け流すも、
更なる強敵は悠然と待ち構えている。


ジョバンニ
「寄ってかな～い？」





付き合いの長いジョバンニは、
私が忙しければ忙しいほど、
すぐに現実逃避する事を
知っているかのようだ。


ジョバンニ
「腹毛とか胸毛、フカフカですよ。
ちょっと癒されていきなさいって。」

・・・・・。



じゃあ・・ちょっとだけ・・・


ジョバンニ
「あー、そこ良いねぇ。
気持ち良い。もぅちょっと撫でて～♪」

え？あぁ、うん。



こうしてズルズルと犬にかまけて
予定通りに何も進まないが、
それに関して特別後悔も無いから
犬との触れ合いは不思議だ。



ジョバンニ
「ねぇ、ねぇ、何か～
オヤツ食べたくない？」

・・・・それも無い。